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連載コラム 「成功する方法」 その31
TAC U.S.CPA講座講師 草野龍太郎先生
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こんにちは草龍です。
さて、いま現在、ビジネス社会の流行語は「ビッグデータ」。
従来では考えられないほど巨大な量のデータが、整理できないまま
とっちらかってる、というような意味あいで使われています。
このスモーキーマウンテンが、じつは「宝の山」であり、これを制する
ことができれば、ビジネスに大きいメリットがある、というのです。
たしかに、われわれは、そこらじゅう「データ」だらけの日々を
生きています。メールもデータ。そこに添付する写真もデータ。
音声も動画もデータ。一日に何回も、あちこちで、いろんなカードを
「ピッ!」するけど、あれもデータ(ICタグによるRFID)。
お持ちのモバイル機器(ケータイやスマホや)も、あなたの位置データを
発しまくっている。
もともと、世の中の事象がデジタルデータ化されはじめたのは、
大量&高品質に情報をやりとりするためです。
(たとえば、通信や放送のデジタル化がその代表)
それが、昨今のIT技術と、通信やメモリのCommodity化により、
データというデータをかたっぱしから取得して記録、分類、分析する
ことが、可能になってきました。
そのナニがありがたいかって?
簡単にいえば、近未来を予測できるんじゃないか、ということです。
たとえば・・・異常気象の発生、大規模な疫病の流行、はたまた
テロ犯罪の計画などの困った事態を未然につかもう、ということ。
これは、国家レベルの話ですね。
そして民間レベルでは、「生活者に対するMarketing」への活用が
期待されています。つまり、ネットやスマホのユーザーに対し、
その「近未来の行動の意思決定」に「ズバリ刺さる」ような広告を打つ、
ということです。
もし、PCやケータイが、パーソナルに最適化されたRecommendation を
してくれたら、どうでしょう。「あなたが欲しがっていたあの靴、いま、
このサイトで安く出てるよ!急ぎなよ!!」とか、
「あなた最近、運動不足でしょ?だったらこの新しいジムの、
開業キャンペーンに行ってみたら?」とか、なんか便利な気がします。
モバイル機器なら、街を歩いているとき「あなたの大好きなアイスクリーム、
この先のショップで、いま、季節のフルーツてんこもりのサービス中だよ!」
と知らせてくれたりして。
ただし、こういうの「めんどくさい」とか、もっというと「勝手にヒトの
情報を利用するなんて、気持ち悪い、ってか、なんか怖い!」って思う方も、
また多いでしょうね〜。この辺、とっても難しい問題です。
(さる3月、Googleが導入した「新・プライバシーポリシー」が、けっこう
論議を呼んでいます)
とはいえ、世界中で怒濤のように動き始めてしまったBig data。
その関連雇用も、かなり大きいと期待されています。
なかでも、なんといっても重宝されるであろう職種は、データを分析して
近未来予測ストーリーを組み上げられるアナリストですね。
あなたが、会計のプロを目指しており、直接はマーケティングに関わらない
つもりだとしても、いつかどこかできっと、Big dataの海に飛び込まざるを
えなくなる。そんな時が来るかもしれませんよ。
<きょうのURL>
http://bit.ly/IreBeH
McKinsey Global Instituteさんのレポート(2011年5月)
「Big data: The next frontier for innovation, competition, and productivity」です。